チーム紹介

歴史

F.C.MARは東京都豊島区東池袋の建設コンサルタント会社の社内チームとして1998年に結成された。クラブの前身となったのは、それ以前に独身寮の社員を中心に活動していた「上福岡蹴球団」。当時を知る人間は現メンバーにはほとんど残っていないが、あまり活発な活動は行われていなかったようである。
現在のような活動が行われるようになったのは、この上福岡蹴球団に1998年入社の新入社員を加え、新たに「F.C.MAR」が発足されてからである。その後、社内の別部署で結成されたライバルチーム、自称・カナリア軍団の面々が合流し、現在のMARの礎となった。

埼スポ練習風景初期の活動は毎週水曜の会社帰りに「埼玉スポーツセンター」で行っていた紅白戦がメイン。当時はメンバーの周囲に若手社員やアルバイトが多かったため、しつこい勧誘や立場を利用しての強制的な連行により何とかゲームができるだけの人員を確保していた。しかし今となっては平日に毎週10人以上を集めて活動していたというのは信じられないような話である。
その後、主要メンバーの退職やモティベーションの低下、体力の限界等による参加者の減少とともに平日の活動を続けることは困難となり、活動の中心は週末の対外試合へとシフトしていった。またかつては、武尊高原での夏期強化合宿、キノコ狩り合宿、さらには海の幸食いつくし合宿など、もうフットサル関係ねーじゃん的活動が盛り上がった時期もあったが、メンバーの家庭の事情等もあり、近年はそのようなイベントはなかなか実現できていない。そんなわけで、現在は月1、2回ペースの対外試合が活動のメインとなっている。

ティーム名の由来

まーるの謎最初に説明すべきだったかもしれないが、MARは「エムエーアール」でも「マー」でもなく、「マール」と読む。この名称はチームの(幻の)監督である「まーる」女史の名に因んでつけられた。
監督の「まーる」というあだ名は、その容姿が「ちびまる子ちゃん」に似ているから、というのが長年の定説であったが、その後、容姿が埴輪に似ているため「はにわ→はに丸→はにまーる→まーる」と変化したものであるとの「埴輪起源説」が支配的となった。また、MARを「マール」と読むのは無理があるんじゃないか?との疑問には根強いものがあるが、今となってはMARという表記の理由を説明できる者はいないのも事実である。

エンブレム

エンブレム対外試合をするようになってからというもの、試合の後は必ずその土地土地で焼肉を食す、というのがMARの慣習となっていた。そのためMARと焼肉は切っても切れない関係にあるといえる。チームのエンブレムは、これまでメンバーの胃袋へと消えていった多くの牛達に敬意を表するとともに、「雄牛のように強くたくましく」との願いを(後づけで)込めてデザインされたものである。しかし実のところ、エンブレムは筆者が勝手に作成したものであり、チームの正式な了承や公認を得たものではない。ちなみに「公式」サイトを謳ったこのHPも、筆者が(以下略)

ユニフォーム

初代のユニフォームは活動初期にカナリア軍団が導入し、その後、他のメンバーが合わせる形となったクロアチアの1998年モデルである。日本が初出場したフランスワールドカップでの2戦目の相手として、サッカーファンの記憶に刻まれているユニフォームである。マールのチームカラーである赤と白はこの初代ユニフォームによって決定された。二代目ユニフォームはアルゼンチンの名門・リバープレートの2002年モデル。初代の赤白路線を引き継いだ形であるが、初代同様、相手チームと被ることが少ないという点で、ナイスチョイスだったといえるかも知れない。三代目ユニフォームも赤白の伝統を引き継ぐことは初期段階で決まってはいたが、なかなか意見がまとまらず、すったもんだの末、インテルの100周年記念モデルの採用が決まった。しかし、すでに入手困難なユニフォームであったため、オーダーメイドでそれっぽく作ったのであった。

ティームの特徴

MARの戦術は、前線からのプレスとそこからの素早い攻めに特徴付けられるだろう。こう言うとモダンフットボール風でかっこいいのだが、実際には技術的な問題により、後方からのビルドアップが困難なため、前線でボールを奪わないとなかなかゴールに迫ることが出来ない、というのがその理由である。しかし、平均年齢が35歳を余裕で越えるおっさんチームであるMARにとって、そうした戦術は諸刃の剣。最初は調子がいいものの、体力に勝るチームを相手に後半ヘロヘロになり、結果的にボロボロに敗れることも多い。ただ、10年以上の歴史があるだけあって、自覚はなくともそれなりのコンビネーションはあるらしく、技術的にはどう考えてもかなわなそうな相手に対しても、そこそこの試合が出来たりするのが不思議なところである。

なお、サッカー経験者は2-3人程度であり、チームレベルとしてはスーパービギナー(経験年数的には全然ビギナーではないが)くらいといいたいところなのだが、最近はスーパービギナーとか名乗っておいて、「どこがビギナーじゃボケ!」というティームを頻繁に見かけるため、そうなるとMARは客観的にはウルトラビギナーレベルと見て間違いないだろう。

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